私たちダイイチは、作業着が働き方を変える力を持つと考えています。業務環境の改善、ブランディング、組織文化の浸透──。一着に込めるべきテーマは、現場と経営の“声”の数だけあります。だからこそ私たちは、多層的に丁寧にヒアリングし、想いをカタチにすることにこだわります。その一着が、働く人の誇りとなり、企業の未来をつくると信じています。
運送業で働く方々が抱える現場のリアルな課題に寄り添ってきたダイイチは、使いやすく、誇りを持てる作業着を追求しています。既存品の課題分析からロゴ提案、在庫・運用支援まで、徹底した伴走スタイルでコンサルティングし、オーダーメイドでご提案。機能・デザイン・コストの最適解を導き出すことで、企業価値を高める一着をお届けします。
オーダーメイド作業着は、見た目の良さだけでなく、機能性・安全性・現場環境への適合が求められます。このセクションでは、ダイイチがどのように各工程で課題を整理し、最適な形にしていくのか、そのプロセスと考え方を解説します(各工程にかかる期間は、あくまで目安です。実際は、オーダー内容や状況等に応じて変わります。詳しくはお問合せください)。
現状作業着の着用状況やご希望のデザインイメージ、スケジュールなど、課題やご要望を詳しく伺います。経営者の意図、管理部門の業務要件、そして現場の本音までヒアリング、三方よしの設計につなげます。社内での調整がスムーズに進むよう、内部説明に使える資料提供などのご支援も行っています。
周辺情報として、現在の着用状況はもちろん、市場動向、トレンドをリサーチし、分析します。デザインや仕様を決める際、「どのように見られたいのか?」という問いは非常に重要です。私たちは競合分析を通じて、御社の立ち位置と課題を浮き彫りにし、“見た目”だけでなく“意味づけ”まで含めた提案を検討します。
当社では社内デザイナーと外部契約デザイナーが連携し、単なる衣服ではない、御社だけの“コーポレートコスチューム”を創造。実際の着用感や見た目を確認できるサンプルを製作し、ご要望に応じて調整しながら、全社的な納得感を得られる一着に仕上げていきます。試着会などもお気軽にご相談ください。
新しい作業着が届く日。それは、現場の空気が変わる日でもあります。私たちはただ納品するだけでなく、導入初日がスムーズに進むように、マニュアルの提供や社内説明用のツール準備などもお手伝いします。
作業着は“着て終わり”ではありません。着用後に出てくる細かな運用課題や、組織拡大による追加対応、在庫管理のお悩みまで、運用フェーズでもしっかりサポートいたします。アフターサポート専任スタッフが継続的に伴走し、御社にとって“使い続けやすい”体制を構築します。
私たちダイイチは、作業着を“企業の顔”と捉え、単なる製作ではなく、コンサルティング型の支援を重視しています。 作業着の刷新においては、現状の課題整理からスタート。関係者へのヒアリングを通じてニーズを見える化し、デザイン提案・試着・導入支援・運用体制まで一貫して伴走します。 “着て終わり”ではなく、“使い続けられる仕組み”を共に考えます。
運送業の作業着は、見た目だけを重視して作ると失敗します。業務内容や季節、法令・ガイドラインに合った設計が必要です。このセクションでは、現場目線と安全・快適性の両立を叶えるために、プロが押さえるべき作業着選びのチェックポイントを解説します。
「暑い」「寒い」「見えにくい」――些細な不快やストレスが、作業効率や安全性を大きく左右します。作業着は単なる服ではなく、現場のコンディションを整える“パフォーマンスギア”。
動きやすさ、視認性、通気性、耐久性…そのすべてが働きやすさに直結し、集中力や生産性を支える存在です。だからこそ、運送現場に適した機能を備えた一着が、日々の仕事の質を底上げしていきます。
「暑さ指数」で変わる服装義務と対策
厚生労働省は、WBGT(暑さ指数)28℃を超える環境では、作業者に対してこまめな休憩や水分補給、冷却対策の徹底を推奨しています。31℃を超えると重度の熱中症リスクが生じ、吸汗速乾ウェアや空調服の導入が重要になります。作業着を選ぶ際には、体温調整のしやすさだけでなく、湿度や輻射熱を考慮した素材選びが必要です。
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発汗増加・軽い疲労感
適度な休憩、通気性の良い服装
こまめな水分補給が必須、
めまい・立ちくらみ
15〜30分ごとに休憩、
冷水での体表冷却
大量発汗、筋肉痛、
頭痛が起こりやすい
5〜10分ごとに休憩、空調服・冷却ベストを着用
熱けいれん・熱失神・
熱射病の恐れ
作業中止を検討、救急処置体制を確保
国土交通省の運転者マニュアルでは、視認性と動きやすさを両立した服装が明記されています。具体的には「反射材付きで汚れ・破れがないか」「動きを妨げないサイズか」を点呼時に確認することが推奨されており、着替え指示が出せる体制づくりも求められます。
高視認性安全服は、JIS T 8127で蛍光色と反射材の配置・面積が細かく規定されています。トラック運転手が夜間や倉庫構内で作業する場合、クラス2以上の安全服が推奨されており、明るさだけでなく動きやすさも重視する必要があります。選定時は交通量や作業環境に応じたリスク分類が必須です。
運送業にとっての作業着は“ただの服”ではありません。現場の安全性や快適性を支える重要な装備です。法令・ガイドラインに適合していることはもちろん、業務内容や季節、働く人の動き方まで見据えた設計が欠かせません。私たちは、現場と向き合う中で培った知見をもとに、着る人のパフォーマンスを引き出す一着をご提案しています。
トラック運転手の現場では、季節によって作業着への要望が大きく変化します。夏は熱中症、冬は静電気や冷え、春秋は寒暖差への対応が求められ、気象条件と運転環境を踏まえた機能性が重要です。ここでは、プロのメーカー視点から、快適さと安全性を両立する季節ごとの最適な服装選びを紹介します。
汗をすばやく吸い取り、風に当たるだけでサラッと乾きます。
脇下や背中にベンチレーションを設け、こもった熱気を逃がします。
白やライトグレーなど日差しを反射する色は体感温度を下げる効果があります。
繊維の中心に空気層があるため軽くて暖かく、肩まわりの負担を減らします。
ハンドル操作や荷降ろしで体をひねっても、突っ張らず動きやすいのがポイントです。
冬場の静電気トラブルを防ぎ、機器や衣服へのダメージを抑えます。
肌面をドライに保ち、汗冷えを防ぎます。
空気をため込んで軽くても暖かく、脱ぎ着が簡単です。
小雨や風をブロックしながら、背面ベンチレーションで蒸れを逃がします。
トラック運転手の作業着は、見た目やサイズ感だけでなく、生地そのものの機能性が快適性・安全性・耐久性を大きく左右します。吸汗速乾・ストレッチ・防寒・帯電防止・高視認性など、それぞれの生地には特化した役割があります。導入前には「現場環境」や「用途別の動作」に応じて、どんな性能が求められるのかを整理し、適したスペックを持つ素材を選定しましょう。
チェック項目 | 何を示すもの? | 目安の数値 | 具体例 |
---|---|---|---|
伸縮率 (しんしゅくりつ) |
生地がどれだけ 伸び縮みできるか |
15%以上 | ストレッチパンツの 「ぐっと伸びる」感覚 |
吸汗速乾 (きゅうかんそっかん) |
汗を吸い取り、 すばやく乾く |
30分以内に乾く (JIS L 1096 B-1法) |
スポーツシャツの 「サラサラ感」 |
耐摩耗 (たいまもう) |
こすれても 破れにくい強さ |
50,000回以上 (JIS L1096摩耗試験) |
荷物を抱えたときの 「丈夫さ」 |
撥水度 (はっすいど) |
生地が水をはじく力 | 等級3以上 (軽い雨を弾く) |
レインコートの 「水滴が転がる」様子 |
帯電防止 (たいでんぼうし) |
静電気を ため込みにくい性質 |
表面抵抗値 10⁷Ω以下(JIS L 1094) |
冬でも静電気が 「バチッ」とこない |
運送業は、モノを運ぶだけの仕事ではありません。時間を守り、安全を守り、人と社会をつなぐ誇りある仕事です。だからこそ、現場で働く人が安心して動けること、そしてその作業着に誇りを持てることが重要です。私たちダイイチは、快適性・機能性・デザイン性を兼ね備えた一着で、働く人の力を引き出し、“運ぶチカラ”の進化を支えていきます。
オーダーメイドの作業着を検討する際、多くの企業が悩むのが「何から考えればいいのか?」ということ。作業着の効果、選び方、費用、安全性まで──現場で本当に役立つ一着を導入するために押さえておきたいポイントで解説します。
作業着は、「作って終わり」ではありません。耐用年数や寿命があるため、定期的に見直しやリニューアルが必要です。見直しをせず劣化したまま使うと、安全性や快適さが損なわれてしまいます。
一口に作業服といっても、デザイン性を重視したもの、素材にこだわったもの、優れた機能を持つものなどさまざまな種類があります。ここでは、作業着を選ぶときに考えるべき3つの基本要素について解説します。
オーダーメイド作業着の価格は、ロット数や生地の種類、機能性、デザインの自由度などによって大きく異なります。ここでは、価格を左右する3つの要素をご紹介します。
作業着には、耐用年数や寿命があるため、定期的に見直しやリニューアルが必要です。見直しをせず劣化したまま使うと、安全性や快適さが損なわれてしまいますし、顧客や取引先からの印象も損なうかもしれません。
日中よりも視界が悪い夜間・早朝作業。暗所での荷下ろしや構内作業、トラックの誘導などには多くの危険が伴います。事故やトラブルを避けるためにも、作業服に配慮することが大切です。
作業着は、快適性や安全性に配慮してデザインすることが大切です。作業着はあくまで作業するためのもの。どんなに素敵なデザインでも、動きづらくては期待通りの効果が得られない結果になります。
既製品とは、メーカーがデザインやサイズ、色、素材などを決めて製作し、在庫を確保している作業服のことです。大量生産され、市場で広く販売されているのが特徴です。
作業着は、着る人の安全や快適性だけでなく、企業の印象や業務効率にも大きく影響します。本コラムでは、夏や冬の気候変化、夜間作業、安全性、デザイン性、在庫管理など、運送現場でよくある課題にフォーカス。現場の声をもとに、ユニフォームの選び方や改善のヒントをお届けします。