安全性が高い作業着とは?
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現場別:求められる“安全性の要素”とは?
作業着には、従業員の安全を守る役割があります。しかし一口に安全といっても、現場や作業内容によって求められる要素は異なります。真夏の屋外では熱中症から身を守る作業着が必要ですし、冷凍庫で作業する場合は防寒性と動きやすさがなくてはなりません。
ここでは、現場ごとに求められる安全性の要素を解説します。職場に合った安全な作業着を導入したい方は、ぜひ参考にしてください。
暗い現場
大型トラックやフォークリフトなどが行き交う倉庫、配送センターでは死角が多く存在します。また、郊外の集配所や未舗装の敷地では外灯が十分でない場合があるので、作業員の存在を目立たせることが大切です。蛍光色や反射材を使用して視認性を高めてください。
注意したいのは、蛍光色や反射材を配置する場所です。「どこでもいいから適当に付ける」のでは十分な効果が得られません。作業員の動きや周囲からの見え方などを考慮して、効果的に視認されるように配置することが大切です。
暑い現場
真夏の配送、車内作業、直射日光の中の積み下ろしなど、暑い現場での作業は、熱中症リスクを伴います。このため作業着には、体温の上昇を防ぎ、体温調節をサポートする工夫が必要です。
おすすめは、“熱を溜め込まない”ようにすること。通気性が高い素材やデザイン、体への負担を和らげる軽い素材、汗をかいても不快にならない吸湿速乾素材などを使用しましょう。暗い色ほど熱を吸収しやすいため、白い色やシルバー、淡いブルーなどの色を使うのが良いかもしれません。
寒い現場
早朝・深夜の集配、冷蔵庫・冷凍庫内での作業、寒冷地での長時間作業など寒い場所の作業は、低体温症や凍傷などを発症する恐れがあります。このため作業着には、防風・保温素材を使用することが大切。重ね着できる設計、首元、袖口、裾などから冷気が侵入しないようなデザインにするのがおすすめです。
厚手の防寒着は動きにくくなってしまうので要注意。作業効率の低下や長時間労働につながる可能性があるため、ストレッチ素材やかさばらない素材を使用してください。
火に関係する現場
火の粉が飛び交う溶接現場や焼却炉・ボイラー近くの作業では、火傷や火事などのリスクがあります。このため作業着は、綿素材(100%)や難燃素材、高熱の環境でも溶けにくい耐熱素材などを使用するのがおすすめです。
ガス・燃料を扱う車両や、火気厳禁エリアでの作業は、「火災を起こさないこと」が何より大切です。わずかな静電気や火災につながってしまうため、静電気防止素材を使用しましょう。ボタンやファスナーなどの金属パーツも使ってはいけません。作業着で“リスクを増やさない”ことが重要です。
食品や衛生管理が求められる現場
食品・薬品の配送やクリーンな印象が求められる現場での作業は、作業員自身の健康を守るだけでなく、現場に異物などを持ち込まないことが大切です。
例えば、ポケットの位置やファスナー形状など異物混入を防ぐ工夫をすること。繰り返し洗うことを考えて、洗濯耐性や速乾性のある素材を使うことを意識してください。もちろん、従業員自身が快適に働けるよう、防寒性や保温性、ストレッチ性、軽量性などに配慮することも重要です。
企業向けユニフォームの
株式会社ダイイチ
運送業は、モノを運ぶだけの仕事ではありません。時間を守り、安全を守り、人と社会をつなぐ誇りある仕事です。だからこそ、現場で働く人が安心して動けること、そしてその作業着に誇りを持てることが重要です。私たちダイイチは、快適性・機能性・デザイン性を兼ね備えた一着で、働く人の力を引き出し、“運ぶチカラ”の進化を支えていきます。

柳下 元紀さん